Vol.4
夏のヒスイ海岸を満喫しよう!

ヒスイ海岸は、朝日町の最東に位置する、幅100m・東西約4㎞に渡って広がる砂利浜の海岸です。
美しいエメラルドグリーンの自然海岸で、「日本の渚百選」「快水浴場百選」に選ばれています。
日本のヒスイ産地は険しい山の中がほとんどですが、海からヒスイが打ち上がり、楽しく安全にヒスイがひろえる世界的にも珍しい環境です。
今回は、夏のヒスイ海岸を満喫する楽しみ方をご案内します♪
先ずは、何といっても海水浴!
ヒスイ海岸は、一気に深くなるので縦に泳がず横に泳ぐようにして下さいね。
砂浜ではなく玉砂利の浜なので、水着の中に砂が入らない!
そして、磯臭くなくサラッと気持ちのいい快適さ。
玉砂利が太陽で焼けて熱くなるので、マリンシューズ、帽子は必須です。
浜辺には、旅館 有磯が営む「海の家」もあり、お食事やシャワーなど提供されています。
そして、ヒスイ海岸の愛称で知られるヒスイ文化の中心地。
日本の国石にも指定され、ヒスイとの出会いを楽しむ人で通年にぎわっています。
先ずは、越中宮崎駅の臨時観光案内所で、ヒスイ恵みの会のガイドさんから、ヒスイの探し方のポイントを教わりましょう。
いざ、浜辺へ!波打ち際の濡れた状態が、磨かれた状態です。
歩きながら、白くて、角張っていて、きらきら輝いて、重たい石を探しましょう。
一獲千金!!!ギラギラとした眼で行くと、ヒスイが逃げて行きます…。
ヒスイの方から呼んでくれると言われていますので、かわいい石ころとの出会いをお楽しみください。
ヒスイ以外にも、蛇紋岩や薬石、ハチマキを巻いたような石など、かわいい石ころがたくさんあります。
続いては、宮崎地区の子どもたちの遊び、ベント釣り。
「ベ~ント、ベント、つるつるベント~♪」
何と、歌まであるんです!
ベントとは、宮崎地区の方言で、お隣り入善では、アブラギッチョとも呼ばれるミミズハゼ(蚯蚓鯊)という魚。
頭に凹凸があってつぶらな瞳、見た目はドジョウのようで、何とも愛らしい魚です。
頭が平たいので、平頭=ベントウ・・・ベントと呼ばれています。
釣り方は、簡単!竿も針も使いません。
手のひらに生のイカゲソを握りこんで、玉砂利の中に突っ込みます。
細かな砂利よりも、大きめの玉石がごろごろしている波打ち際がオススメ。
しばらく待っていると、指の隙間から何かにゅるにゅると動いている感覚が。
パッと手を開くと・・・ベントGET~☆
イカゲソで釣り上げる方法もあります!
波打ち際の玉石と玉石の隙間にゲソを差し込んでしばらく待ちます・・・。
すると、つんつんとイカゲソを引っ張る感覚がっ。
波が寄せるタイミングでスッと持ち上げると、イカゲソに食いついたベントGET~☆
ベントはすばしっこいので、食べると泳ぎが早くなるなんて逸話もありますが、釣ったベントは、また海に逃がしてあげてくださいね。
たっくさん遊んで汗をかいたら、塩分補給にタラ汁!
タラ汁に使うスケトウダラは、夏秋が旬と言われており、海でいっぱい泳いでタラ汁をいただくのが一番の旬と言われています。
ヒスイ海岸の国道8号周辺は『タラ汁街道』と呼ばれ、タラ汁やイキイキの魚料理を提供して下さるお店が並んでいます。
https://www.asahi-tabi.com/asahi_kanko/localspecialties/
また、泉質の異なる日帰り温泉もありますので、ぜひお楽しみください。
https://www.asahi-tabi.com/asahi_kanko/stay/
子どもはもちろん、おとなも童心に返ってハマってしまう遊びがたくさん!
ぜひ、この夏は、ヒスイ海岸に遊びにいらして下さいね♪
ヒスイ探し&ベント釣り、そして、タラ汁までまるごと楽しめる企画、
「親子でチャレンジ!ヒスイ海岸トレジャーハンティング」がこの夏開催予定です♪
ご参加お待ちしております。
▼詳しくは、こちら。
https://www.asahi-tabi.com/2017/07/03/733/