Vol.13
舟川べり田んぼアート

あさひ舟川「春の四重奏」の仕掛人でもあるチューリップ農家のチュリストやまざきさんが、2005年から取り組んでおられる「田んぼアート」。
50aの田んぼに8種類の古代米等で絵を描きます。
※古代米:武蔵野紫、濃紫稲、白縞稲、赤もち、西海観246号
その他:富富富、新大正糯、てんこもり 計8種類
これまで、朝日町出身女優 左時枝さんの夫、市田喜一氏デザインの「お地蔵様」や、井波彫刻の畠山勲先生デザインの「登り龍」、昨年は、「令和」の万葉集のデザインの田んぼアートに取り組んでおられます。
例年、JAみな穂青壮年部主催で親子150名ほどが集まり、みんなで泥んこになって田植えを行うのですが、今年は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため少数精鋭で取り組み、丸々一週間と長い長い時間をかけてようやく完成しました。
田んぼアートはどうやって描かれているのでしょうか。
①ころがしで苗を植える目印をつける。
②ロープを張り2.5m角のマス目を作る。
③設計図をもとに田んぼに下絵を描く。
④下絵に沿って、輪郭線となる濃紫稲を植える。
⑤設計図通り、古代米等を植えていく。
⑥来年の種もみ用の苗を植える。
⑦ロープを外す。
⑧水を張る。
今年は、地元の富山県立泊高等学校の生徒にデザインをお願いし、ガンバルみなさんにエールをおくる可愛らしい絵になっています。
小さな苗が根を張り葉が立ってくると、絵がはっきりわかるようになっていきます。
桜並木の堤防から見下ろして、稲の生長とともに変化する田んぼアートをお楽しみください。
見頃になったら、ドローンでの空撮も予定しています。
▼舟川べり田んぼアートはこちら!
舟川べりですが、舟川新地区のみなさんのおかげで、春の四重奏、夏秋の田んぼアート、秋の彼岸花の赤い絨毯、冬の光の桜並木と、一年を通してお楽しみ頂ける場所となっています。